こんにちは、メンテニです!
マネジメントと言えば、2009年に刊行された「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーのマネジメントを読んだら」が有名ですよね!
マネジメントという言葉の定義は、
アメリカの著名な経営学習のピーター・ファーディナンド・ドラッカー(1909~2005)が1973年に刊行した「マネジメント」から生まれたとされています!
マネジメントとマネージャーの定義
・マネジメント:組織に成果を上げさせるための道具、機能、機関
・マネージャー:組織の成果に責任を持つ者
今回はこのマネジメントをテニスに活かすための方法を簡単に解説していきます!
マネジメントとは?
簡単に言うと、
「設定した目標に沿って組織を運営する」です。
つまり、設定した目標を達成するために、何を利用するか、どのようにリスク管理するかなどを考えることです。
これを個人競技のテニスに置き換えると
「試合で勝つ」という目標に対して、自分の得意なプレーを活用した戦術を考えて、不得意なプレーやリスクの高いプレーはなるべくしないようにリスク管理することです。
マネージャーとは?
簡単に言うと、
設定した目標を達成する方法を示す者です。
マネージャーの仕事は、
①目標設定
具体的な目標、ゴール設定
②組織を作る
個々の強み、特性を活かした組織を作る
③動機付け
報酬、昇進などで
仕事の重要感、責任感を与える
④評価、フィードバック
評価するための物差しを決める
組織の目標に沿った個人目標の目標設定や日々の活動ができているか
⑤人材育成
組織にとって一番重要な資源である人材を育成して成長させることが重要
成長せずに達成できる目標、ゴールは設定する意味がない
セルフマネジメントするにあたって!
ドラッカー曰く、
「組織とは顧客によって定義される」とされています。
そのためまず「顧客」を考えることから始めます。
そしてその「顧客」の「現実と欲求と価値」を知る必要があるとしています。
セルフマネジメントするにあたって、顧客とは自分のことです。
自分の現状と欲求と価値を知ることで、自分の目標やゴールを設定できます。
そしてその目標に向かって自分の何を使って達成していくかを考えることこそ「セルフマネジメント」です!
- 顧客としての自分
- マネージャーとしての自分
- 実行者としての自分
この3つの自分を意識して、顧客としての自分の欲求を満たせるようにマネジメントしていきましょう!
筆者のセルフマネジメント
顧客の求めるものは?
私の求めるものは「自分の思い描く理想のテニスをする」です。
目標設定
試合での勝利!
ただ勝つだけでなく、理想のテニスを追求しつつ勝利することを意識しています。
「試合での勝利!」と「理想のテニスをする」ために組織を作る
自分の理想のテニスをしつつ勝利するためには、
・自分の強みを活かす
・リスクの高いチャレンジしたいプレーはしっかりリスク管理して行う
このようなことをしっかり準備して戦術を考えています。
試合中は自分のショットをマネジメントすることでリスク管理をしています。
ショットのリスク管理のコツは、
・基本はリスクの低いプレー(7〜8割成功)を選択する
・余裕がある時やリスクの低いプレーが通用しない相手には、リスクの高いプレー(2〜3割成功)のプレーを選択する
このように高リスクも低リスクのプレーのバランスを考えてプレーすることが、ミスばかりの酷い試合になることを防いでくれます。
動機付け
理想へ挑戦しつつ試合に勝つというのは、難しいです。しかし、自分のレベルに合った難易度の課題はとても楽しいです。
その難しさに挑戦することへのワクワク感を持って試合に挑むようにしています。
フィードバック、評価
テニスはフィードバックと評価がとてもしやすいです!
自分のショットが
inかoutか
相手に効いているか効いていないか
自分の優位を奪えたか奪えなかったか
などすぐにフィードバックと評価を得ることができますので、試合中に挑戦とリスクのバランスの調整をするようにしています。
人材育成
常に自分を成長させる選択を選ぶようにしていますが、「試合に勝つ!」という目標があると大切なポイントで無難なプレーをすることは多々あるため、もっと挑戦していけるようにしたいと思っています…
プロセスではなく成果を評価する
ドラッカーはプロセスではなく、成果(結果)を評価しろと言っています。
ここで言う成果とは
「お客様を満足させること」
です!
自分を満足させることが出来たかを評価ポイントとして実行していきましょう!
まとめ
目標とゴールを明確にすれば自分のやるべきことが分かります!
マネジメントの技術を活かして、
セルフマネジメントを行い、
自分の目標とゴールに向かって努力していきましょう!
以上、「実業団テニス選手がドラッカーの「マネジメント」を読んだら」でした!
また次の記事でお会いしましょう!
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